働く30歳の妊活ライフ

30歳、結婚3年目。夜勤ありのフルタイムで働く病棟看護師が、戸惑いながらも妊活、不妊治療をしていく実話。

採卵の結果と今の自分の気持ちの話。

2/10ついに初回の採卵日。

毎日卵胞刺激の注射を打ち、見事に卵胞が育っていて、採卵前の内診でも排卵してなかったし、培養士さんにも「沢山採れそう」とお墨付きを貰っていたぐらいだった。

 

いざ!採卵。

(採卵中や当日の話はまた後日)

1時間後に培養士さんから採卵結果を聞くことになっていて、話を聞くと

「21個採卵できて、ほとんど全て、変性卵でした」

と…

変性卵って言うのは、いわゆる受精する能力がない卵のこと。受精や培養まで行くことなく、私の今クールの卵たちは終わりました。

 

そして今日、改めて先生からお話が。

培養士さんのお話と合わせると、

・21個の採卵のうち、数個は未熟卵でしたがほとんどは変性卵でした

・これだけ数が採れていて、これだけの割合で変性卵があるのは初めて、珍しい

・原因はわからない。

・次の方法としては、

①刺激方法を変えてもう一度体外受精をトライ

②自然排卵を狙ってもう一度体外受精をトライ

→キャンセル率が高い。卵が1個しか採れない

③未熟卵を採卵して育てていく

→県外に転院、自費(120万程度)

・いずれも、必ずしもいい卵が採れるとは限らない。毎回卵の状態は異なる。 

 

とのことでした。結論からすると、①を、選択しました。まあそうなるよね…

それにしても原因不明って…

基本的に妊娠ってそうだけど、どれだけ科学技術の力を利用したって、最終的には運なんだよね…

悲しいけど、仕方ないけど、悲しい。個人的には一番メンタルにきた。

わたしが普段の行いが悪いから?

お菓子たくさん食べてるから?

家事色々サボるから神様が見てた?

とか考えて、自分の行動全てにネガティブになった。

帰ってご飯作って旦那に改めて診察の結果を報告した。

泣いてたら笑顔で、「そういう時もあるよね!次頑張ろう」

って言われた。

多分励まそうとしてくれたんだよな。それはわかる、どうしたらいいのかわかんないよね。それも分かる。

でも、その励ましすら苦しかった。

なんでそんなこと言えるんだろう。子供が欲しいと何度もタイミング測ってはダメで、ポリープのオペして、人工授精もしたけど全部ダメで、最後の手段だと思って体外受精やるって決めた。上司に頭下げて勤務の調整してもらって、仕事早く切り上げて、毎日病院通って、毎日自己注射して、いざ採卵となると鎮静かけて、痛みや合併症のリスクもあって、そんな中で採卵したら全部だめな卵でした、って言われた時の気持ち、わかります???

次やるって決めたのは自分だけど、また同じことやらなきゃいけないのか、って思うと正直気が遠いよ。

そういうのも全部含めて、「仕方ないよね、そういう時もある、また頑張ろう」なの?

男側はいいよねぇ、だって何もしなくていいんだもん。採卵日に検体提出するだけだしね。痛みも何も無いじゃん。

 

でもね、こればっかりは仕方ないんだよね。

生物学的にも、女性側にしか機能がないから、女性側しかできないし、男性に出来ることがないのは当たり前なの。分かってる。旦那も旦那でどうしたらいいのか分かんなくて、でも励ますしかなくてそういったことも分かる。旦那もオペに行ってくれたり、協力もしてくれてると思う。だから旦那にはそんなこと言えない。言っても何にもならない。だって仕方ないから。だからこそ余計、そういう真っ黒な気持ちになってしまう自分が、辛くて、不甲斐なくて、泣いた。

 

子どもは作れないし、仕事だって迷惑かけちゃうし、旦那の励ましに対してありがとうと素直に言える心の広さもないし、かと言ってそれを見越して自分の気持ちを隠し通す強さもなくて…全部中途半端で最低。

 

 

そんな風にメンタルどん底で、今日の日記を終えますw

不妊治療って先が見えないし、妊娠することがゴールみたいになっちゃいそうで怖いんだよなぁ。子供を育てることが1番大事なことなのに!

 

あー、気分転換になんか変化起こしてみたいなぁ。髪バッサリ切るとか?

んー…

あんまり意味ないかな(笑)

 

あ、旦那のこと色々言ってますが、旦那は一切悪気はないし、本当にいい人だから基本的には大好きですよ!一応ね!

 

#不妊治療 #体外受精 #変性卵